2004年に現教授・礒部威が島根大学に赴任し、それまで専門医不在であった呼吸器内科の診療を開始しました。赴任後に日本呼吸器学会、呼吸器内視鏡学会、臨床腫瘍学会、癌治療認定医機構、日本感染症学会、日本アレルギー学会などの施設認定を受け、各種専門医の養成を開始しました。

また、学内では感染症・感染対策(ICT代表)を併任し、院内対策の基盤推進に貢献。睡眠時無呼吸の終夜モニターも早期に導入し、最新型の気管支鏡検査(超音波内視鏡、蛍光気管支鏡)など、先端の診断と治療が提供できる環境が整いました。

2013年完成した新病棟では、睡眠時無呼吸検査専用のベッドが2床、感染病棟床(陰圧室)も4床設置され、6階部分が循環器・呼吸器フロアとなり、呼吸器外科と同じフロアでの共同診療を行っています。